自然療法とは


自然療法は私たちが本来持っている「自然治癒力」を高め、病気を未然に防いだり、治癒を促したりするなど健康維持を図る療法のことをいいます。

例えば風邪を引いても発熱、鼻水、下痢、嘔吐などの症状で身体を正常に治そうとします。切り傷も手術をしなくても治癒します。それを自然治癒力といいます。

自然療法は近代医学以外の代替え療法で、アロマテラピーやハーバルセラピーもその中の一つです。

健康な時は、環境に左右されることなく一定のバランスが取れた状態(恒常性)を保っていて、そのバランスが損なわれた時に元に戻す力つまり自然治癒力が働くと考えます。

世界保健機関(WHO)は「健康とは、病気でないとか弱っていないということではなく、肉体的、精神的、社会的、全てが満たされた状態にあること」と定義しました。

心と身体と環境など全体的(ホリスティック)に働きかける自然療法は、健康増進、リラクセーション、スポーツ、美容、介護、医療、予防医学として注目されています。

アロマテラピー


アロマ(芳香)テラピー(療法)は、植物から芳香物質を抽出した精油を使って、様々な利用法で健康維持促進や美容、リラクゼーションに役立たせる自然療法の一つです。

 

嗅覚から香りを感じた情報は脳に届き、自律神経調整やホルモン分泌に関わります。また、植物油に希釈した精油成分は毛細血管に吸収され血流ととも体の組織や器官を巡り代謝されます。芳香成分には私たちの自然治癒力を向上させる有効成分が含まれているので、自然療法として活用できるのです。

 

ハーバルセラピー(フィトセラピー)


ハーバル(薬用植物)セラピー(療法)は、古代人から引き継がれている最古の自然療法と言えます。

水やお湯に抽出してお茶として、油脂に浸して浸出油として、食事にも取り入れられるなど幅広く活用できます。

近代医学の薬が単一成分なのに対し、ハーブには非常に多くの成分が含まれています。ハーブに含まれる芳香成分は嗅覚から脳に届き、自律神経調整やホルモン分泌に関わります。また、植物エキスとして皮膚に塗布すれば多くの有効成分が浸透、穏やかに働きバランスよく作用して自然治癒力を向上させます。